
広川防災ダム事業は、広川の治水目的で昭和39年県営事業として発足昭和46年に完成したものです。この広川は耳納山に源を発し、筑後川を経て有明海に注ぐ一級河川であり、この川の上流広川では、毎年のように多大な洪水被害を受け恒久的治水対策が望まれてきました。このため水原地区に、貯水量99万トンのダムを構築し、流量を調節することで洪水を防止しています。
さらに、農業水利施設の維持管理の軽減を図りながら、周辺を取り込んだ快適な生活環境を創出することを目的に、県営水環境整備事業として平成10年度から平成15年度にかけて広川ダムの湖畔の整備を行い、日常生活にうるおいを与える憩いの場となっています。 |
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