
蒲池山ため池は、享保2年(1717年)、柳河藩の水利土木技術者「田尻惣馬(たじりそうば)」が述べ7万6千人の手を要して完成させたといわれ、東西約470m、南北約180m、円周1,600mの大きなため池である。旧山川町を中心とした稲作などの基幹産業の発展に貢献し、築造から290年余り立つ現在も147.1haもの農地を潤しています。ため池周辺には、全国的にも広く知られている「山川みかん」が生産されています。
ため池は山々に囲まれ、池の水は明瞭で自然が豊かです。シーズン中には、ホタルが乱舞し、市内外から多くの人々が訪れます。
また、当ため池は本年度から施行された矢部川流域計画に位置づけられており、観光の新名所として期待が高まっています。 |
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